慶大・柳町 3安打でリーグ通算88安打

[ 2019年4月13日 19:11 ]

東京六大学野球春季リーグ戦第1週第1日   慶大4―1立大 ( 2019年4月13日    神宮 )

<立大・慶大>3回無死柳町は中前打を打つ(撮影・荻原 浩人)
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 慶大の柳町達内野手(4年=慶応)が3安打を放ち、1番打者としてチームの先勝に貢献した。

 初回、立大のエース田中誠也(大阪桐蔭=4年)の初球を振り抜くと打球は中前へ。2死一、二塁から正木智也外野手(2年)の中前打で先制ホームに滑り込んだ。「追い込まれると打率は悪くなる。ボク自身消極的でしたが、このシーズンは初球から振る意識です」。

 3、7回にも中前打でリーグ通算も88安打まで伸ばした。平成では高橋由伸氏(元巨人)ら3人しかいない慶大OBの大台達成に「まだ早いと思う」と謙虚ながら「1番は最初に打席が回ってくる。そこで出塁することを目指している」と張り切っていた。

 昨秋の早慶戦はあと1死でリーグ3連覇を逸した。「“我々はあの敗戦から終わっていない”とミーティングで話しました」と大久保秀昭監督(49)。前夜は卒業した河合大樹前主将ら4年生から「頼むぞ」とラインが届いた。「4年生の思いを背負っているので」と先制打の正木。「3安打は打てたけど、まだまだ」チームのため柳町もどん欲だった。

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2019年4月13日のニュース