ヤンキース また故障者…正捕手サンチェスがIL入り マー君登板試合で左脚に違和感

[ 2019年4月13日 09:09 ]

 ヤンキースは12日(日本時間13日)、ゲーリー・サンチェス捕手(26)を左ふくらはぎの張りのため、負傷者リスト(IL)に入れた。

 サンチェスは正捕手を務めながら打線の主軸にも座り、今季は打率・268、6本塁打、11打点と好調だった。

 クラブハウスで対応したサンチェスは「正直、ILに入れるという話を聞いた時は驚いた。張りは軽いものだし、プレーできないのは本当に残念だ」と話した。田中が先発し、マスクをかぶった8日のアストロズ戦後に患部に違和感を感じ、9日はDHで出場。10日の同戦はスタメンを外れ代打出場にとどまっていた。

 アーロン・ブーン監督も大事を取ってのものとし、今後5日間は下半身は休めて上半身のトレーニングだけを行うと説明。最短となる10日間での復帰には「そうなると思う」と見通しを語った。

 幸い長期離脱にはつながらない模様だが、チームは故障者が続いている。CC・サバシアは13日(同14日)のホワイトソックス戦先発で復帰予定だが、セットアッパーのデリン・ベタンセス投手(31)は当初4月下旬の復帰が見込まれていたが、ここにきて5月以降にずれ込む可能性が高まった。

 右肩のインピンジメント症候群で開幕をILで迎えたベタンセスは、11日にキャンプ地のフロリダ州タンパで実戦形式でリハビリ登板したが、その後に不調を訴えた。この日はニューヨークに戻り、磁気共鳴画像装置(MRI)検査を受けた。

 検査結果はまだ出ていないが、ブーン監督は「リハビリ登板の感触が良くなかったようだ。我々のブルペンにおいて、彼の重要性は語るまでもない」と視線を落とした。

 なおサンチェスに代わっては日系4世のカイル・ヒガシオカ捕手(28)が傘下3Aスクラントンから昇格した。(ニューヨーク・後藤 茂樹)

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2019年4月13日のニュース