山梨学院　2戦連続2桁安打も1点届かず

第91回選抜高校野球大会第7日　2回戦   山梨学院2－3筑陽学園 （ 2019年3月29日    甲子園 ）

甲子園を去る山梨学院ナイン（撮影・成瀬　徹）
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　山梨学院打線は相手を上回る10安打も、あと1点が届かなかった。

　初戦で2本塁打した「山梨のデスパイネ」こと3番・野村は初回に同点の右前打など3安打。ただ、5回1死一、二塁では空振り三振に倒れた。「個人の成績は悪くなかったけど、勝たないと意味がない。チャンスで打つのが自分の仕事。それができなくて悔いが残る」。

　札幌第一との初戦で大会最多タイの24安打、歴代2位の24得点。2戦連続2桁安打も、同校初の甲子園1大会2勝はお預け。吉田洸二監督は「平成の最後にやりたいと思っていたけど、夏に向けてのメッセージだと思う」と夏の雪辱を誓った。