オリックス 昨季まで同僚の金子の12球団勝利阻止 メネセス適時打&小田が一発

[ 2019年3月30日 16:25 ]

パ・リーグ   オリックス―日本ハム ( 2019年3月30日    札幌D )

<日・オ>2回無死、小田がレフトへ本塁打を放つ(投手・金子)影・西海健太郎)
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 オリックスが、昨年まで同僚だった金子から先制点を挙げた。

 初回、1死から西浦が四球で出塁すると、メネセスの4球目に二盗を成功。1死二塁となり、メネセスがフルカウントから左前適時打として、来日初打点を挙げた。「打ったのはチェンジアップ。日本に来て、初めてのタイムリーを打つことができて、とてもうれしいよ。これからも、もっともっと打点を稼いでいけるようにしていきたいね」。今季新加入のメネセスは金子を詳しく知らないだけに、過度な意識はなかったようだ。

 さらに2回、先頭の小田が初球の高め直球を左翼スタンドへ運ぶ1号ソロ。金子からの一発が今季初安打となり、「昨日は強引に引っ張ってしまっていたので、センター中心に意識していました。良い感じでとらえることができたので、越えてくれと思って走っていました。何とか入ってくれてよかったです」と胸をなで下ろしていた。

 その後、金子から追加点は奪えなかったが、先発の東明が5回まで2失点に抑えて勝ち越しは許さず。金子は5回降板となり、勝利投手の権利は得られなかった。金子はオリックスから白星を挙げれば、12球団制覇となるところだったが、古巣が最後の1勝を渡さなかった。

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2019年3月30日のニュース