常葉大菊川・根来 大会初スタメン「初安打初打点とかよりきっちり捉えられたことがうれしかった」

[ 2018年9月4日 23:14 ]

U18アジア野球選手権1次ラウンド   日本15―0スリランカ ( 2018年9月4日    サンマリン宮崎 )

<スリランカ・日本>3回2死二塁、根来が中前適時打を放つ(撮影・岩崎 哲也)
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 今大会8番で初スタメンの常葉大菊川・根来龍真捕手が攻守でさえを見せた。

 見事なバットコントロールだった。3回2死二塁で迎えた第2打席。中前に鋭くはじき返して初安打初打点を記録すると、4回の第3打席でも右翼ポール際へ本塁打性の大ファウルを放った直後、しっかり中前に打ち返した。「初安打初打点とかよりきっちり捉えられたことがうれしかった」と自らの対応力に成長を実感。さらに「(ファウルが)フェアなら良かったんですけど。直後にしっかりセンターに打てたのでだいぶ良い感じです」と思わず表情も緩んだ。

 女房役としても先発した浦和学院の右腕・渡辺勇太朗、高岡商の左腕・山田龍聖を好リード。テンポを生み出す目的で「捕ったらすぐに返球しています」とマスクをかぶった5回無安打10三振の快投内容を演出した。投手陣との呼吸も合うようになり「リードは大丈夫なんですが、まだまだキャッチングが」と反省も忘れない。

 5日は負けられない韓国戦。「1点差ゲームのつもり」と前置きした上で「出られたらゲームの流れをつくれるように。打撃ならチャンスメーク、バントもしっかりやります」と気合十分だった。

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2018年9月4日のニュース