輝星は韓国戦先発濃厚 1次R大一番「自分が抑えれば負けない」

[ 2018年9月4日 05:30 ]

U18アジア選手権   日本26―0香港 ( 2018年9月3日    サンマリン宮崎 )

3回2死二塁、根尾は左線適時二塁打を放ち一塁ベースコーチをつとめる吉田(左)の前を激走する(撮影・岩崎 哲也)
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 吉田(金足農)は一塁コーチを務め「これだけ打線が打てるなら、自分が抑えれば負けない」と打線の実力を再認識した。グラウンドに出るたびに客席から大歓声を受け「試合に出ていないのに光栄。投げたい気持ちが強くなった。出たときは自分がいい投球で返したい」と気持ちを高ぶらせた。

 5日の韓国戦先発が濃厚。日本が昨年のU18W杯で決勝進出を阻まれた宿敵で、1次ラウンドの大一番となる。練習中には別球場で行われた韓国―スリランカ戦を視察した小針コーチと話す場面もあり、情報を頭に入れたようだ。練習では代表招集後、最長の約80メートルの遠投もこなした。

 「どこで投げるかはまだ分からないけど、しっかり自分の投球がしたい」。甲子園大会決勝後は疲労回復に専念し、8月31日の宮崎県高校選抜との壮行試合では1回無失点で最速149キロをマークした。「力が抜けてきて、この状態で投げるのが楽しみ」。満を持して韓国戦に向かう。 (武田 勇美)

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2018年9月4日のニュース