斎藤佑“遅球”挑戦へ 速球と20キロ差「奥行きで勝負したい」

[ 2017年11月4日 05:30 ]

沖縄・国頭村の秋季キャンプでチェンジアップの握りを見せる日本ハム・斎藤
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 沖縄県国頭村での秋季キャンプに参加中の日本ハム・斎藤が「遅球」に挑戦する。ここ数年は投じていないチェンジアップの握りを改良。速球より20キロ以上も遅い直球を目指し、「来年2月の実戦で使えるようにしたい」と語った。

 打者のタイミングをずらして打ち損じを誘う。早大時代やプロ2年目の12年まで投げていたチェンジアップはボールの2つの縫い目に指を掛けて大きく変化させていたが、今回はフォーシームのように4つの縫い目に指が掛かるように握る。「直球と同じ回転で落差をなくして打者に直球と思わせて奥行きで勝負したい」と説明した。

 背番号18から1に変更した今季も1勝止まり。今キャンプは3日連続でブルペンに入り計255球を投げている。「新球」を習得し、来季こそ巻き返す。(山田 忠範)

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2017年11月4日のニュース