阪神・秋山どうだ！コントロール評価値「パワプロＡですから」

納得いかず「もう一球」をリクエストする秋山
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　今季１２勝を挙げた阪神・秋山の抜群の制球力が、あの国民的ゲームでも認められた。人気野球ゲーム「実況パワフルプロ野球」でのコントール評価値がシーズン中に「Ｄ」から「Ａ」に上がっていたことが判明。来季は球界最高峰の「Ｓ」も視野に入れた。

　全体練習後にブルペン入り。片山ブルペン捕手の構えたところに次々と白球を突き刺し、「パワプロＡですから」と口調も軽快だ。さらに「青柳には“菅野さんはＳですよ”と言われましたけど」とオチまで付けると、片山ブルペン捕手からは「来年はＳやな！」とハッパをかけられた。

　今季１６四球は規定投球回を満たした投手では両リーグ最少。ゲーム内でも開幕前は「５５のＤ」だったコントロールが７月のアップデートで「８０のＡ」、９月には「８５のＡ」まで上がった。

　もっとも本人は「コントロールより一球一球の質を上げたい」と浮かれる様子はない。シーズンの疲労を考慮して当初は予定のなかったブルペン入りも状態の良さの証しで、来季のさらなる飛躍へ緩みはない。