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中村奨成が信じる「言霊」の力

広島1位指名の広陵・中村は、高校の先輩である広島・野村祐輔と巨人・小林誠司のユニホームの前でポーズをとる
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 広島からドラフト1位指名された広陵・中村奨成捕手(18)が持つ、言葉の強さを感じている。ハキハキと将来の目標を口にしていく。新人王、20年東京五輪での日本代表、ゴールデングラブ賞――。それは「言霊」の力を信じているからだ。

 「今年は『甲子園に行く』と口にしていて叶った。目標を口にすることは良いことだと実感した。辛くなったときこそ、紙に書いたり口にしたりやっていこうと思う」

 指名直後に行われた囲み取材での発言だ。自らを追い込む言葉を、力に変えようという姿勢に男気を感じさせられた。

 「どれだけ続くかわからない野球人生で、誰もつくっていない記録だったり一番高いところを目指してやりたい」

 大会6本塁打の新記録を樹立するなど、今夏の甲子園で一気にスターダムを駆け上がった。7月にある球団スカウトが「ドラフト2位、3位あたりで獲れたらうれしいんだけど」と話していたのが懐かしい。

 50メートル6秒0の俊足も光る。今夏の甲子園でも6試合で2盗塁をマーク。プロ野球史上初となる捕手の盗塁王獲得も夢ではないのではと胸が躍った。だが本人にそれを尋ねると、冷静な答えが返ってきた。

 「これからの技術アップにもよると思う。まずは1軍に上がらないと始まらない」

 中村がプロ入りに向けて掲げたのは「まず守備でアピールして、それから打撃でアピールしたい」。走塁面は二の次だった。地に足がついた発言に努めている印象。決して身の丈を超えない目標の一つ一つが、どれだけ達成されるか楽しみでならない。(記者コラム・柳澤 元紀)

[ 2017年11月4日 10:30 ]

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