巨人・坂本 代打で広島胴上げ阻止弾「最高の結果になった」

[ 2016年9月8日 21:03 ]

<神・巨>8回1死一、二塁、代打・坂本は左越えに逆転の3ランを放つ

セ・リーグ 巨人3―1阪神

(9月8日 甲子園)
 巨人の坂本勇人内野手(27)が8回に起死回生の代打逆転3ランを放ち、広島の胴上げを阻止した。

 0―1の8回1死から連続死球の一、二塁の場面で代打で登場。代わった2番手・藤川の2ボール2ストライクから外角の変化球をすくい上げると、打球は左翼席最前列に飛び込んだ。

 「ちょっと(バットを)合わせた感じ。どうかなと思ったが風に乗ってくれた。前の2人が体を張ってつないでくれて最高の結果になった」

 4日の中日戦(東京ドーム)で左膝内側のやや下に自打球を当てた影響で、2試合連続の代打出場となったが、一振りで試合をひっくり返した。

 首位・広島のこの日の胴上げを阻止する千金弾。チームは甲子園での阪神戦は今季、開幕から10試合負けなし、1分けを挟んで9連勝となった。ただ、広島の25年ぶりのリーグ優勝が目前に迫っているのは変わりなく「一戦一戦を大事に戦っていくだけ」と表情を引き締めていた。

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2016年9月8日のニュース