阪神メッセ G阿部に脱帽10敗目「4番の仕事をされた」

[ 2016年9月8日 05:30 ]

<神・巨>3回2死三塁、阿部に中前適時打を打たれ悔しがるメッセンジャー

セ・リーグ 阪神2―3巨人

(9月7日 甲子園)
 粘りの投球も実らなかった。甲子園での巨人戦今季初勝利を託された阪神・メッセンジャーだが、毎回走者を背負う苦しい展開。特に4番・阿部には初回2死二塁からの右翼線先制二塁打を含む3安打2打点を許し、5回3失点で10敗目を喫した。

 「結果を見れば全然、ダメだった。(阿部は)4番としての仕事をされた。第1打席は失投だったけど、後の打席では良いボールを打たれた」

 前日には、ともにローテーションの軸として回ってきた藤浪が同じように5回3失点で降板。打線の援護にも見放されているが、踏ん張れない。長いイニングを期待されている立場だけに、悔しいマウンドとなった。

 最多勝、最多奪三振のタイトル獲得も非常に苦しい状況。開幕投手で勝ち頭の助っ人右腕の力投なしには、チームの浮上も見えてこない。

 ▼阪神・香田投手コーチ (先発のメッセンジャーに)全体的にボールが高かったというのはある。(阿部に5安打)打たれたボールは、ほとんどが変化球かな。その変化球の使い方。真っ直ぐを、どう使うか。(今後の)対策は必要でしょう。

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2016年9月8日のニュース