【西東京】アベック弾の清宮「うまくさばけた」野村「自分はまだまだ」

[ 2016年7月10日 11:55 ]

<早実・啓明学園>本塁打を放った早実・野村(左)と清宮は笑顔でガッツポーズ

第98回全国高校野球選手権・西東京大会2回戦 早実11―1啓明学園

(7月10日 ダイワ八王子)
 早実が清宮幸太郎外野手(2年)とスーパー1年生・野村大樹内野手(1年)のアベック弾で初戦5回コールド発進した。

 「3番・一塁」で出場した清宮は2―1の3回先頭で立った第2打席に、1ボールからこの試合のファーストスイングで右翼ポール際へ高校通算51号となるソロ本塁打。「カーブを狙っていたのでうまくさばけた。入ったとは思わなくて、フェンスにもいかないと思った。ボール球もよく見れたし、ホームランも一本出てよかった」と手応え。2年連続甲子園出場へ向け「甲子園に行くというよりは、全部勝って必然的に甲子園に行くことになれたら」とコメントした。

 野村は「4番・三塁」で先発出場。「1打席目はいままでの試合とは全く違う緊張感があってガチガチでした」と振り返ったが、3回2死一、二塁の場面で左翼席へ3ランを叩き込んだ。「2打席目は馴れてきた。入ったか分からなかったけど、観客が沸いていて入ったと」と喜んだ。初アーチにも冷静で「自分はまだまだ。これからも清宮さんの後ろに恥じないバッティングをしていきたい」と次戦への意気込みを語った。

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