戸田プロ5年目で初完投&初完封!広島今季最多貯金19 阪神借金12に

[ 2016年7月10日 21:30 ]

<神・広>先発・戸田のピッチング

セ・リーグ 広島9―0阪神

(7月10日 甲子園)
 広島が序盤に大量得点を挙げ、15安打で9点を挙げて阪神に圧勝。3連勝で貯金を今季最多の19に伸ばした。広島は対阪神7連勝で、今季6度目の同一カード3連戦3連勝。

 先発の戸田は9回、140球を投げ8安打無失点と好投し、プロ5年目で初完投、初完封勝利をマーク。今季4勝負けなし。阪神戦も昨年5月8日から4連勝とした。

 3連敗の阪神は今季最多の借金12。5位のヤクルトと1・5差を付けられてしまった。

 広島は初回、乱調の岩貞の立ち上がりを攻め、3者連続四球の無死満塁で、ルナが左前先制タイムリー、続く新井も中前2点タイムリーを放ち、この回打者9人の攻撃を見せた。2回にも田中、菊池の連打で無死一、三塁とし、丸のニゴロで1点。続くルナは中前タイムリーで岩貞をKO。2番手石崎も制球が定まらず、2四球を選び、2死満塁から会沢、戸田のタイムリーでこの回打者一巡の10人攻撃で5点を加えた。5回には丸が12号ソロを叩き込み9点目。

 阪神先発の岩貞は2回途中6失点KOで5連敗となり7敗目(4勝)。6回から登板の阪神5番手のマテオが、いきなり2安打されたもののそこから6者連続三振と気を吐いたが打線はつながらず。3回以降7回を除く毎回走者を出しながら本塁が遠い。4回には江越、福留の連打で1死一、三塁とするが還せない。9回にも疲れの見えた戸田を攻め2死満塁としたが、あと1本が出ず10残塁。前日の3回から16イニング無得点。

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