【長野】3校連合最後の大会で結束力 9回粘って追いついた

[ 2016年7月10日 08:23 ]

第98回全国高校野球選手権長野大会1回戦 須坂商・須坂園芸・須坂創成5―5赤穂

(7月9日 松本市野球場)
 必死の粘りで再試合に持ち込んだ。長野須坂商・須坂園芸・須坂創成の3校連合チームは3点を追う9回、2点を奪ってなお満塁から宮沢龍生(2年)がスクイズを決めて土壇場で追いついた。

 5―5で延長戦に突入したが、雨が激しくなって降雨コールド引き分け。11日に再試合が行われることになった。価値あるドローに、丸井多賀彦監督(56)は「よくつないでくれた。意地を見せてくれた」とナインを称えた。

 甲子園出場経験もある須坂商と須坂園芸が統合して須坂創成が誕生。それに伴い、昨春から3校の連合チームで戦ってきたが、この夏が連合で挑む最後の大会。「チーム全体で声が出ていた。凄くいいチーム」と高橋主将。連合で初勝利をつかめば須坂商の校旗を掲揚し、須坂園芸の校歌を全員で歌う。

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2016年7月10日のニュース