内川V打 ソフト青ユニ連敗5で止めた!打線「梅雨明け」気配

[ 2016年7月10日 05:47 ]

<ソ・楽>5回無死、今宮がソロを放ちガッツポーズする内川(右は柳田)

パ・リーグ ソフトバンク6-2楽天

(7月9日 ヤフオクD)
 「青の呪い」をようやく解いた。ソフトバンクが「チャンピオンブルー」の特別ユニホームを着用し、6試合目での初勝利。決勝打を放ったのは4番内川だ。初回1死一、二塁。美馬が投じた内角のシュートを詰まらせつつ、中前のヒットゾーンに落とす熟練の技を見せた。2死後には吉村が右中間2点三塁打を放ち、3点を先制した。

 打線は「梅雨明け」の気配だ。5日のオリックス戦(京セラドーム)では球団59年ぶりの3試合連続零敗を喫した。試合後、主将の内川は選手ミーティングを開き、投手陣に謝罪。そこで五十嵐の「全然、気にすることじゃない」との言葉に気持ちが少し楽になったという。連勝した6、7日の同カードでも初回の4番の打点が起爆剤になった。この日も先制打で勢いづけ、6月29日ロッテ戦(ヤフオクドーム)以来9試合ぶりの2桁安打で6得点。初回3得点以上した試合は今季7戦全勝だ。

 13連勝した2位・日本ハムとの5・5ゲーム差を維持。工藤監督は「長打を打つ時もあれば走者も還してくれる。非常にいい働きをしてくれている」と不動の4番を称えた。

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2016年7月10日のニュース