巨人・高橋新監督、スーツ姿で始動「緊張感あって疲れた」

[ 2015年10月28日 16:53 ]

巨人秋季練習を初めて視察し、阿部(右)と話す高橋監督

 慌ただしく動き回り、一日を終えた。巨人の高橋新監督は28日、川崎市のジャイアンツ球場で行われている秋季練習を初めて視察。スーツ姿で選手の動きを見守り「緊張感があって、疲れました」と苦笑した。

 朝の7時すぎに球場入りし、選手が使うクラブハウスから監督室へ荷物を運ぶことから始まった。その後はコーチ陣とのミーティングに臨み、9時半からの練習前には円陣の中で訓示した。「ここにいる選手、スタッフ、全ての人が強い覚悟を持って、日本一に向けて進んでいってほしい」と語りかけた。

 1、2軍合同で行われたシートノックや打撃練習を見守り、阿部や坂本、長野らと話し込んだ。現役選手として戦ったシーズンは17日に終わったばかり。数日で立場は大きく変わり、選手への接し方も、もちろん今までと違う。「話していく中で、少しずつ違和感はなくなると思う」と対話を重視する。

 背番号24のユニホーム姿は秋季キャンプでお披露目する予定。「個の力を上げないと、強いチームにならない」とこの秋に土台をつくり上げる。

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2015年10月28日のニュース