オール“肩書付き”弾の山田 1シリーズ3本の殊勲弾は最多タイ

[ 2015年10月28日 05:30 ]

<ヤ・ソ3>5回2死一塁、左越えに3打席連続となる逆転2ランを放つ山田

日本シリーズ第3戦 ヤクルト8-4ソフトバンク

(10月27日 神宮)
 山田(ヤ)がゲーム3打席連続本塁打。過去、1試合最多本塁打は08年巨人第4戦の中村(西)まで25人(30度)が記録した2本。ゲーム3本はシリーズ史上初めてだ。また、2試合にまたがった3打数連続本塁打は70年長嶋(巨)がロッテ第3戦の最終打席から左本→第4戦左本、左本と3打席連続で、03年金本(神)がダイエー第4戦の第3打席から中本、四球、右本→第5戦右中本と1四球を挟んでマークしたのと並ぶ3人目のシリーズタイ記録になった。

 この日の3本は先制、勝ち越し、逆転と全て肩書付きの殊勲本塁打。1シリーズで3本の殊勲弾は68年王、柴田(ともに巨)、80年ライトル(広)、03年金本(神)と並ぶ5人目の最多タイ。1試合でやってのけたのはもちろん山田が初めて。ちなみにレギュラーシーズンでは王(巨人)らの4打席連続が最多。

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2015年10月28日のニュース