ロイヤルズ エスコバルがWシリーズ86年ぶりランニングHR

[ 2015年10月28日 10:55 ]

ワールドシリーズ第1戦、初回にロイヤルズのエスコバル(左)はランニングホームランを記録する (AP)

ワールドシリーズ第1戦 ロイヤルズ―メッツ

(10月27日 カンザスシティー)
 ロイヤルズのアルシデス・エスコバル内野手(28)が27日に行われたワールドシリーズ第1戦でランニングホームランを記録した。

 「1番・ショート」で先発出場のエスコバルは初回、メッツの先発・ハービーが投じた初球のストレートを捉えると打球は左中間への鋭いライナー性の当たりとなった。これをレフトのコンフォートとセンターのセスペデスがお見合いするようなかたちとなり、セスペデスの足に当たった打球は無人のレフト方向へと転々。この間にエスコバルは快足を飛ばして一気に本塁を駆け抜けた。

 ワールドシリーズでのランニングホームランはこれが史上10本目となり、1929年のミュール・ハース以来86年ぶり。さらに、第1戦に限って言えば、1923年のケーシー・ステンゲル以来92年ぶりという歴史的なベース一周だった。

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