先発・杉浦４失点も救援陣５人無失点リレー　久古は柳田斬り！

＜ヤ・ソ３＞ヤクルトの先発・杉浦は４回１／３を４失点

日本シリーズ第３戦 ヤクルト８－４ソフトバンク

（10月27日 神宮）
　ヤクルトは無失点リレーを見せた救援陣の働きも光った。３―４とされた５回途中で先発の杉浦を諦めると、ここから小刻みな継投策に出た。

　１点リードの７回１死一塁、柳田の場面でマウンドに上がった４番手の左腕・久古は「一発の怖さがあったけど、インコースにいかないと抑えられない」と１ボール２ストライクから４球連続で内角を突き、８球目の外角直球で空振り三振。盗塁も刺して併殺でピンチを脱した。回をまたいで打者２人で３つのアウトを取り「大事な場面で投げさせてもらっているので、結果を出したい」と話した。

　オンドルセクを挟み、４点リードとなった９回はシリーズ初登板の守護神バーネットが、わずか１０球で３者凡退。「久々の投球だったけど、いつも通りに投げられた。エネルギーが余っていたよ」と笑顔を見せていた。

　▼ヤクルト・杉浦（先発して５回途中６安打４失点）チームが勝ててよかった。特別な舞台で投げられたので、自分の力に変えたい。