【ソフトバンク2位】小沢怜史 静岡史上最速152キロ右腕

[ 2015年10月22日 18:21 ]

日大三島の小沢

プロ野球ドラフト会議

 【小沢怜史(こざわ・れいじ)投手 17歳 日大三島 右投げ左打ち 1メートル80、78キロ】
 最速152キロの剛球右腕で、静岡史上最速と呼び声高い。最高成績は2年秋の東海大会4強で甲子園出場経験はないが、ドラフト2位でソフトバンクに指名された。

 一躍、プロ注目右腕として脚光を浴びるきっかけとなったのが、昨夏の静岡大会準々決勝・東海大翔洋(現東海大静岡翔洋)。9回に救援で登板すると、自己最速を7キロ更新する148キロをマーク。ここから「150キロを出したい」という思いが強まり、スカウトからも追いかけられるようになった。

 最後の夏となった今夏は静岡との2回戦でついに150キロを超える152キロを計測。「腕のしなやかさは教えてできるものではない。ポテンシャルの高さは相当なもの」「やろうと思っていることが最初からできていた。こういう姿を見たかった」とスカウトも絶賛。プロに入ってしまえば甲子園優勝も地方大会敗退も横一線。頼りの速球で厳しい争いを勝ち抜いていく。

 ◆静岡出身。三島北小3年から三島リトルジャイアンツで野球を始める。三島北中では静岡裾野リトルシニアに所属。日大三島では1年時からベンチ入りし2年秋からエース。持ち球はスライダー、カットボール、カーブ、フォーク。

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2015年10月22日のニュース