【DeNA2位】熊原健人 仙台の「ミスター0」大学で伸びた152キロ右腕

[ 2015年10月22日 18:18 ]

仙台大・熊原

プロ野球ドラフト会議

 【熊原健人(くまばら・けんと)投手 22歳 仙台大 右投げ右打ち 1メートル78、76キロ】
 4年春までに仙台六大学リーグで積み上げた勝利数は11。そのうち9勝が完封勝利で、「ミスター0(ゼロ)」の異名を取る。

 柴田高では2年春の宮城大会4強が最高成績。仙台大に進学すると1年時は基礎練習や体力強化に励み、高校時代に142キロだった球速は気がつけば152キロまで伸びた。3年春のリーグ戦では史上初の3校プレーオフを経験。東北福祉大、東北学院大相手に完投勝利を挙げ、チームの優勝に貢献した。

 4年春は4完封で2季ぶりのリーグ制覇。6月の全日本大学野球選手権では初戦の九産大に0―3で敗れたが、フォークも交えながら13三振を奪う力投だった。

 大学で才能が開花した152キロ右腕はドラフト2位でDeNAに指名され、プロの道を歩むことになった。

 ◆宮城出身。小5から野球を始め、遊撃手。柴田で投手に転向し、2年春に宮城大会4強。甲子園出場はなし。仙台大では2年春にリーグ戦デビュー。3年春にリーグ戦優勝し、同年秋に21UW杯に日本代表の一員として出場し、準優勝に貢献した。

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