オリ、今季初の4連勝!延長12回、駿太が決勝打

[ 2015年4月21日 23:25 ]

<ロ・オ>ゲームセットの瞬間、坂口(右)に頭をなでられながら歓喜の輪に加わる駿太

パ・リーグ オリックス5―2ロッテ

(4月21日 QVCマリン)
 オリックスが4時間51分の激闘を制し、今季初の4連勝を飾った。2―2で迎えた延長12回、2死満塁の好機をつかむと、駿太が左前適時打を放って決着をつけた。

 この試合、奪った3度目のリードでついに勝利をもぎ取った。初回、安達、糸井の連打で1死一、三塁とし、カラバイヨの右犠飛で先制。同点に追いつかれた直後の3回には、糸井の右越え3号ソロで再びリードを奪った。

 しかし6回に再び同点とされると、試合はそのまま両軍譲らず延長戦に突入した。

 そして迎えた延長12回。先頭・小谷野が右前打で出塁し、続く原が四球。中村の犠打で1死二、三塁となると、平野は敬遠で満塁に。安達は遊ゴロで2死となったが、駿太が執念の左前2点適時打で勝ち越し。小島も左前打で続いて、この回3点をもぎとった。

 7回2失点の先発・西から3投手を継投し、最後はマエストリが締めた。

 殊勲打の駿太は「チャンスで回してくれた先輩方に感謝です。なんでもいいからランナーを還せたらいいと思っていた」と胸を張った。

 ロッテは2度も追いつく粘りをみせたが、一度もリードを奪えず連敗。6回を9安打2失点と粘投した先発・石川を援護できなかった。

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2015年4月21日のニュース