雄星 28日ロッテ戦で今季初先発へ 田辺監督優勝キーマンに指名

[ 2015年4月21日 05:30 ]

西武の菊池

 西武・菊池雄星投手(23)が、28日のロッテ戦(QVCマリン)で今季初登板初先発することが20日、分かった。キャンプ中に発症した左肘炎症の影響で2軍調整が続いているが、患部は既に回復。開幕前、田辺監督が「優勝できるかどうかは、菊池にかかっている」と、キーマンに挙げた左腕が復帰する。

 菊池はイースタン・リーグで計4度登板。先発した19日日本ハム戦(飯能)では5回4安打1失点と好投した。横田投手コーチは「まずは肩の張りを確認してみないと分からない」としたが、先発の枚数が必要になる28日からのゴールデンウイーク9連戦初戦が復帰戦となる。左脇腹痛で開幕投手を回避したエース・岸も2軍調整中だが、チームは9勝8敗の3位と好位置。指揮官は「2人が復帰してくれれば明るい話題になる」と期待を寄せる。

 ファームでは故障の再発防止のため、フォーム固めを入念に行ってきた。3月29日の楽天戦(利府)では、球団のスピードガンで自己最速の156キロを計測した。「球に力が出てきたし、気持ちいいところで腕が振れている」と手応えを口にする左腕が、開幕から1カ月遅れで帰ってくる。

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2015年4月21日のニュース