真中監督 “首位攻防”中日戦キーマンは山田「突破口を」

[ 2015年4月21日 05:30 ]

名古屋移動前に取材に応じるヤクルト・真中監督

 先手必勝で首位固めだ。4連勝中と波に乗り首位を走るヤクルト・真中監督は「先発が頑張っている試合が多い。先に点を取ることが大事」と先取点を1ゲーム差で2位の中日との3連戦のテーマに掲げた。そのためにも、鍵を握るのが山田の存在だ。

 「1番打者が最初に突破口をつくってくれれば、後ろの打者は調子が上がっている」と指揮官もキーマンに指名。現在打率・278と本調子ではないが、19日のDeNA戦(神宮)の初回に安打で出塁すると二盗を決め、田中浩の犠打で三塁に進み、川端の犠飛で先制のホームを踏んだ。「先制点が一番チームに勢いがつく。きのうみたいに足で1点を取れるようにしたい」と山田。まずは7日に本拠地で零敗を喫した大野討ちへ、若きリードオフマンから積極攻撃を仕掛けていく。

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2015年4月21日のニュース