巨人 原監督に“快気祝い”の白星!大瀬良討ちで連勝

[ 2015年4月21日 21:26 ]

<巨・広>3回2死二塁、アンダーソンの適時二塁打で生還した二走・橋本を迎える巨人・原監督

セ・リーグ 巨人6―3広島

(4月21日 前橋)
 巨人が快勝で原監督の復帰を祝った。インフルエンザにより休養していた指揮官が12日のヤクルト戦(東京D)以来6試合ぶりにベンチに戻った。その前でクリーンアップの3人が打点をマークするなど、しっかり攻守がかみ合い連勝を飾った。

 序盤で流れを引き寄せた。まずは2回だ。1死から井端、村田の連続長短打で二、三塁のチャンスをつくると、実松の遊ゴロの間に1点を先制。3回には長野の死球と橋本の中前打で1死一、三塁とし、二盗を狙った橋本への二塁送球を広島・田中が捕球できずにこぼし、その間に三走・長野が本塁を陥れて加点。なおも2死二塁から、この日1軍復帰即スタメン出場のアンダーソンが左中間二塁打を放ってリードを3点に広げた。

 5回にも1死二塁から橋本の左中間適時三塁打、さらに坂本の右越え三塁打で加点。2点差に詰め寄られた後の7回には2死一、三塁から井端の右前適時打で突き放した。

 先発・杉内は5回まで広島打線を4安打に抑え、無失点で試合をつくった。6回に3点を失い降板したものの、その後はリリーフ陣が無失点リレーでリードを守り抜いた。

 広島は先発・大瀬良が5回を6安打5失点と乱調。打線は6回2死一塁から梵の中越え適時二塁打で1点を返し、続く田中の右越え1号2ランで一時は2点差まで詰め寄ったが、反撃はそこまで。大瀬良の今季初白星はまたもお預けとなった。

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