大丈夫か…カブス内野手のファウルボールが女性ファン直撃

[ 2015年4月21日 15:25 ]

カブスのスターリン・カストロ内野手 (AP)

ナ・リーグ カブス5―2パイレーツ

(4月20日 ピッツバーグ)
 20日に行われたパイレーツとカブスの一戦でファウルボールがファンに直撃し、病院へ搬送されるという悲劇が起こった。

 2回、パイレーツ先発のバーネットが投じた144キロのストレートをカブスのカストロが強振。バットはわずかにボールの下をこすり、打球は投球の勢いそのままにバックネットへと向かった。

 すると、そのファウルボールはネット越しに後ろを向きながら立っていた女性の後頭部を直撃。その場に倒れ込んだ女性は球場職員の応急処置を受け、その後、ストレッチャーに乗ってピッツバーグ市内の病院へ搬送された。

 容態が心配されたが、女性は意識ははっきりしており付添いの友人も周囲のファンに対して親指を立てる“サムズアップ”サインを示すなど、深刻な状態ではないことをアピール。パイレーツはこの件に関して以下の声明を発表した。

 「試合で女性ファンの頭部にファウルボールが当たり、球場内での応急手当後、病院へ搬送されましたが、傷病者の女性の意識ははっきりしております。我々は一日も早く女性が回復されるよう、心からお祈り申し上げます。この件で新しい情報が入りましたら、またご報告いたします」。

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2015年4月21日のニュース