野球、時間短縮で9回制も 五輪復帰へWBSC会長

[ 2015年4月21日 22:55 ]

 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)のフラッカリ会長は21日、2020年東京五輪での実施競技復帰に向け、野球の試合時間を短縮するため、投手が投球動作に入るまでの時間制限を検討していることを明らかにした。時間短縮で提案してきた7回制を基本とした上で「短縮が可能になれば本来の9回制も検討したい」と述べた。

 同会長は、米国などが「20秒ルール」を試験的に実施していることを紹介し「効果的なものがあれば考える」と語った。野球とソフトボールは開催都市の提案による追加種目入りが有力となっているが「五輪で試合時間が3時間を超えるのは大きな問題」とスピード化を課題に挙げた。(共同)

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2015年4月21日のニュース