原監督、休養明け初戦白星に笑顔“新クリーンアップ”機能

[ 2015年4月21日 22:27 ]

<巨・広>交代を告げ口元を引き締める原監督

セ・リーグ 巨人6―3広島

(4月21日 前橋)
 復帰初戦を白星で飾った。インフルエンザによる休養で12日のヤクルト戦(東京D)以来となる6試合ぶりの指揮。巨人・原監督は試合後、球場を埋めた前橋のファンに向かい、手に取った帽子を高々と掲げた。

 この日は3番・橋本、4番・坂本、そしてこの日1軍復帰したアンダーソンが5番の“新クリーンアップ”を組んだ。その橋本は2打数2安打1打点、2四球と4打席すべて出塁。坂本は5回に右越え適時三塁打、アンダーソンも3回に左中間適時二塁打を放った。

 「アンダーソンは勝負強さも思い切りの良さもね、いいスタートが切れましたね。クリーンアップ?内容はともかく、良いところで1本ずつ出れば得点は上がる」と指揮官。5回2/3を7安打3失点の先発・杉内についても「調子が上がっている。全体的にいいピッチングになっていると思う」と評価した。

 休養していた5試合は川相監督代行のもとで4勝1敗で乗り切った。この日の勝利で今季は21試合を終えて12勝9敗。とはいえ最近8試合は7勝1敗と、チームの持つポテンシャルが徐々に結果となって表れている。

 22日の先発は菅野。広島・前田健との対決となるが「(あしたの菅野は)エースに勝ってこそエースというわけですから、期待したいと思う」。原監督は笑顔とともに、そう言葉に力を込めた。

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