東海大相模が雪辱!横浜の3季連続甲子園を阻止し決勝進出

[ 2014年7月29日 17:29 ]

<東海大相模・横浜>決勝進出を決め、歓喜の東海大相模ナイン

第96回全国高校野球選手権神奈川大会準決勝 東海大相模5―3横浜

(7月29日 横浜スタジアム)
 第96回全国高校野球選手権神奈川大会は29日、横浜スタジアムで準決勝を行い、第2試合は横浜と東海大相模の第1シード校同士が激突。2回に2点ずつを取り合う意地のぶつかり合いは、中盤に着実に加点した東海大相模が5―3で競り勝ち、2010年以来4年ぶりの夏の甲子園大会出場に王手をかけた。

 東海大相模が、昨夏と昨秋の県大会準決勝でともに完封負けを喫した横浜についに雪辱を果たした。2回に失策絡みで2点の先行を許した東海大相模はその裏、1死二塁から8番・宮地の左越え二塁打で1点返し、さらに9番・青島の左翼線二塁打で同点。5回、1死二塁から主将の4番・平山が左翼線へ適時二塁打を放ち勝ち越すと、6回には1死一、二塁から1番・楠の右前打で1点、2番・杉崎の右犠飛でさらに1点を加えて突き放した。

 横浜は2回、5番・渡辺の右越え二塁打で築いた無死二塁から敵失で先制。さらに8番・伊東の右前打でもう1点を加え、2点を先行したが、その裏に同点に追いつかれた。3点を追う9回には2死走者なしから3連打で1点を返し、さらに2死満塁と一打同点、逆転のチャンスを迎えたが、あと1本が出ず、昨夏と今春に続く3季連続の甲子園出場はならず。今夏限りで勇退する小倉清一郎コーチ(70)のラストを甲子園で迎えることはできなかった。

 これで、決勝カードは向上―東海大相模に決定。全国最多の190チームが参加した神奈川大会決勝は、30日午後1時から横浜スタジアムで行われる。

続きを表示

2014年7月29日のニュース