浜田「気持ちで押せた」近藤以来の10代初先発から3連勝

[ 2014年5月25日 21:21 ]

<中・ソ>2回、好守備の大島(右)を迎える浜田

交流戦 中日2―1ソフトバンク

(5月25日 ナゴヤD)
 中日の2年目、19歳の浜田がまたしても快投を見せ、チームを4連勝に導いた。相手はパ・リーグで最高の打率・279のソフトバンク。前回登板から中9日で、あえて強打線相手に登板させた。

 「気持ちで押せたのが1番良かった。強打者揃いだったので、投げる前から気合を入れていた」と話す通り、躍動感あふれる投球フォームで6回までわずか1安打。8回に1失点を喫したが、7回2/3を投げ4安打1失点の好投で3勝目。チームを今季3度目の4連勝に導いた。

 7日の阪神戦で、川上が腰痛で登板回避したため緊急1軍初先発し、初完投&初完封の快挙を達成。15日には2度目の先発で6回4安打2失点の好投で、チームを4連勝に導いた。そしてこの日で3勝目。

 プロ初先発から3連勝は、10代では近藤真一以来、チーム27年ぶりの快挙。それでも「野手の方々に助けてもらって、何とか粘れてあそこまで投げられました」と本拠地・ナゴヤドームでファンの歓声を浴び、初々しい笑顔を見せていた。

 谷繁監督も「浜田が頑張ってくれて何とか勝つことができた。(失点は)俺の配球ミス」とたたえていた。

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