巨人 小山 今季初登板初先発で2年ぶり勝利 7回1/3零封

[ 2014年5月25日 20:45 ]

<巨・日>巨人先発の小山

交流戦 巨人2―0日本ハム

(5月25日 東京D)
 今季初登板で先発した小山の好投で、巨人が連敗を2でストップした。

 3回まで走者を許さない上々の立ち上がりを見せた4年目右腕。4回、先頭の陽に死球で初めて走者を許す。犠打と二ゴロで2死三塁とされるが、4番・中田を三ゴロに打ち取り、スコアボードに0を並べた。

 川口投手コーチは「初回からトップギアで一人一人を全力で抑えていこうと声をかけた。良い間で打者と対戦できている。厳しい状況の中で期待に応えてくれるとチームにとっても大きい」と評価した。

 打線は初回1死二塁、2回2死一、二塁の好機を逃す。だが、4回1死からロペスが右中間二塁打。続く阿部の左中間を破る適時二塁打で先制した。阿部は通算1000打点にあと1とし「意識はしていないが打点を挙げることはチームに貢献できることなので早く打てると良いね」と話した。

 小山は7回、大谷、中田、ミランダのクリーンアップを3者連続三振に切って取る圧巻の投球を見せる。8回1死二塁とされたところで降板。7回1/3を投げ、2安打7三振無失点のほぼ完璧な投球を見せ、山口にマウンドを譲った。

 9回には無死一、二塁からロペスがバント。阿部四球で満塁とし、村田に代打・高橋を送った。高橋の二ゴロが本塁へ送球されたが、セーフ。貴重な2点目を挙げた。最後はマシソンが抑え、完封リレー。貯金を4とした。

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