4番・T―岡田が快挙呼んだ!オリ 30年ぶり30勝一番乗り

[ 2014年5月25日 05:30 ]

<オ・広>4回2死二塁、T-岡田は右中間に第4号2ランを放ち笑顔でナインとハイタッチ

交流戦 オリックス8―1広島

(5月24日 ほっと神戸)
 オリックスは打線が11安打で8点を奪い快勝。セ・パの首位対決を連勝で飾ったが、この日の主役は今季4試合目の4番を務めたT―岡田だった。初回の先制打に続き、4回には右中間に4号2ラン。すでに5勝を挙げている新人の大瀬良をKOした。

 「4番?ビックリした。自分らしいスイングができていなくて、逆に開き直っていった」

 前夜にあごを負傷して5針縫ったヘルマンは、大事を取って今季初めてベンチスタート。森脇政権下では初の国産打線となった。だからこそ、4番を任された責任を果たしたかった。

 4月30日のソフトバンク戦(京セラドーム)以来となる一発。5月は不調で前日には打率・264まで降下していたが、23日に解説の仕事で訪れた侍ジャパンの小久保監督からチャンスでの心構えを助言を受けたことが復調のきっかけとなった。

 これで両リーグを通じて30勝一番乗り。リーグ優勝した阪急時代の84年以来、実に30年ぶりの快挙だ。森脇監督は「躍動してくれた選手と的確に動いてくれたコーチのおかげ」と控えめに喜んだ。

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