選手会長が決めた!大野「自分でもびっくり」人生初サヨナラ弾

[ 2014年5月17日 18:49 ]

<日・ロ>11回1死、サヨナラ本塁打を放った大野

パ・リーグ 日本ハム2―1ロッテ

(5月17日 札幌D)
 4時間を超える一戦に決着をつけたのは、選手会長・大野の「人生初」のサヨナラアーチだった。

 1―1で迎えた延長11回1死、1ボール1ストライクからロッテ6番手・松永の低めの直球を振り抜くと、レフトスタンドへ飛び込む値千金のサヨナラ弾。右手でガッツポーズをつくってダイヤモンドを一周すると、ホームベース上ではナインの手荒い祝福を受けた。

 「チャンスをつぶしていたのは僕だったので、自分で決めることでできて良かった」。お立ち台で振り返った通り、2、4、8回と得点圏に走者を置いた場面で凡退。6回は1死二塁から中前打を放ってチャンスを広げたが、後続が倒れた。11回は「(石川)慎吾が出てくれると思っていたので、ずっとバントのことを考えていて。慎吾が出なかったので、何とか自分が出てつなげればと思って」打席に入るも、結果は「正直、自分でもびっくり」のサヨナラ弾。「どうやって(ダイヤモンドを)まわってきたらいいのか分からなくて、オドオドしていました」と初体験に照れながらも、「最高に気持ち良かったです」とチームを5連勝に導いたことに満足げな表情だった。

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2014年5月17日のニュース