本拠で３５回１失点　堂々メッセ「コウシエンキュウジョウ、イチバン」

＜神・Ｄ＞力投するメッセンジャー

セ・リーグ 阪神４―０ＤｅＮＡ

（5月17日 甲子園）
　１９６６年の村山実以来となる甲子園３連続完封勝利を挙げた阪神のメッセンジャーは今季本拠地で４戦全勝。ホームで好調な阪神を支えている。

　４３試合を消化してロードは１０勝１３敗と負け越しているが、ホームは１４勝６敗と大きく勝ち越している阪神。特にメッセンジャーは今季甲子園で３５イニング投げてわずか１失点と４試合にわたってほぼ完璧な投球を続けている。

　お立ち台でその要因を問われた右腕は「コウシエンキュウジョウ、イチバン」。４万人以上の大観衆が詰めかけた甲子園を沸かせた。この日の好投については「ボールを低めに集められた。コントロールミスがなかった」と分析。和田監督も「きょうは打たれそうな感じがなかった」と称えた。