早大・有原 初戦以来の完封、今年最速153キロ「絶対勝ちたかった」

[ 2014年5月17日 15:11 ]

東京六大学野球第6週第1日 早大2―0明大

(5月17日 神宮)
 最後の打者を詰まった遊ゴロに打ち取ると、早大の有原は両手でガッツポーズをつくった。気迫のこもった投球で完封し「相手が明大で絶対勝ちたかった」と笑みを浮かべた。

 今季初戦で完封した後は9回を投げきれず、試合のなかった前週は体の切れを出すため走り込む量を増やした。効果はてきめんで、ことし最速という153キロをマーク。最後まで球威が落ちなかった。

 絶対的エースの存在は優勝を争う慶大にはない強み。有原は「あした(2回戦)も勝って、早慶戦にいい状況で臨みたい」と力強く話した。

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2014年5月17日のニュース