ダル 8回5安打2失点11Kの力投も 味方の援護なく2敗目

[ 2014年5月17日 11:34 ]

8回、カブレラに2点打を打たれたレンジャーズのダルビッシュ。後方は盛り上がるブルージェイズナイン

ア・リーグ レンジャーズ0―2ブルージェイズ

(5月16日 アーリントン)
 レンジャーズのダルビッシュは16日(日本時間17日)、ブルージェイズ戦に先発し、8回5安打2失点、11三振3四球の力投も味方の援護がなく2敗目(3勝)を喫した。チームは0―2で敗れて3連敗。

 7回2死までパーフェクトに抑えるなど、8回2/3を2安打無失点の快投で3勝目を挙げた9日レッドソックス戦から中6日。「ああいうのは簡単に続くことではない」と話していが、ダルビッシュはこの日も初回から順調にアウトを積み重ねた。

 初回、1死から2番カブレラに四球を与えて“完全”は逃したものの、続くバティスタは速球を見せてスライダーで、エンカーナシオンは速球で空振り三振斬り。強打者に真っ向勝負を挑んで無失点で切り抜けた。2~4回までは3人で終え、5回は先頭の5番リンドにカットボールを捉えられてこの試合初安打を許したが、後続をきっちり抑えて無失点。7回には1死からリンドにこの日2本目の安打となる右前打を打たれるも、続くフランシスコを3球で空振り三振、ローリーは遊ゴロに打ち取った。

 味方打線は相手先発ハッチソンに7回まで2安打に抑えられ、援護がないまま迎えた8回。ダルビッシュは8、9番のバントヒット2本で無死一、二塁とされると、1死からカブレラにスライダーを捉えられ、右翼線を破る二塁打で2点を失った。なお1死一、三塁のピンチではエンカーナシオンを三ゴロ併殺打に仕留め、2点で食い止め、この回で降板した。

 レンジャーズ打線は最後までハッチソンを攻略できず、わずか3安打に終わった。

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