桑田氏Jr真樹 初の4番フル出場、価値ある一打も 観戦の父称える

[ 2014年5月17日 19:39 ]

首都大学野球第6週第1日 桜美林大6―5城西大

(5月17日 日体大健志台)
 元巨人、パイレーツの桑田真澄氏の長男で桜美林大の真樹外野手(4年)が「4番・DH」でフル出場した。 

 父が球場で見守る中、打撃好調を買われて初の4番に座った。8回には低めの変化球に食らいつき、一塁線を鋭く破った。記録は敵失ながら、2点を加える価値ある打球。父も「難しい球。よく当てた」と称えた。結果は1安打にとどまったが、チームはサヨナラ勝ち。「チームが勝つのが1番」と安どの表情だった。 

 父の観戦は試合後に知らされ「えっ?来てたんですか?」と驚く一幕もあった。

 卒業後も競技続行を希望。学生野球ラストシーズンとあって「指導者の方々へ恩返しができるよう、チームに貢献したい」と意気込んでいた。

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