ソフトB 37年ぶりOP戦10連勝 スタン“前哨戦”勝利

[ 2014年3月19日 07:50 ]

<ソ・日>ベンチに戻る細川(左)とスタンリッジ

オープン戦 ソフトバンク2―0日本ハム

(3月18日 ヤフオクD)
 6年ぶりに古巣に復帰したスタンリッジが「前哨戦」を制した。5回を2安打無失点。公式戦では開幕2カード目初戦となる4月1日の日本ハム戦(ヤフオクドーム)の先発が確実視される右腕は「(日本ハムという)特別な意識はなく自分の調整に専念した。前回と比べ、きょうは真っすぐのコントロールが良かった」。

 これでオープン戦3試合で計12回1失点、防御率0・75と抜群の安定感。この日はわずか56球で相手打線を料理すると、「あと1回投げたかった」と降板後はブルペンに直行した。12日にジョイ夫人(33)が来日。愛妻家で知られる右腕はこれを機にキャンプ中から伸ばしていたヒゲをきれいさっぱりそり落とした。チームも1分けを挟んで10連勝。いつ開幕してもいい状態だ。

 ≪チーム37年ぶり≫ソフトバンクが1分けを挟み10連勝。オープン戦の10連勝以上は83年近鉄が11連勝して以来31年ぶり。チームでは南海時代の77年に11連勝して以来37年ぶりになる。この日は5投手の継投で完封勝利。ソフトバンクのオープン戦チーム防御率は12球団トップの1・80。チーム打率・290、同本塁打12本も1位と投打の歯車がかみ合っている。なお、現在オープン戦2位の楽天も9連勝中と好調。オープン戦で同一シーズンに2チームが2桁連勝をマークすると65年以降では初のケースになるがどうか。

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2014年3月19日のニュース