青森山田部員暴行死 元上級生に保護観察処分

[ 2014年3月19日 05:30 ]

 青森山田の野球部寮で11年12月、当時1年生だった男子部員が暴行を受け、その後に死亡した事件で、暴行容疑で送致された元上級生の少年(19)について、大阪家裁(氷室真裁判官)は18日、少年審判を開き、保護観察処分とする決定をした。

 昨年12月に青森地検が暴行容疑で青森家裁に送致。少年は大阪府出身で、大阪家裁に事件が移送されていた。男子部員の両親は傷害致死容疑で少年を青森地検に告訴していたが、地検は「暴行と死亡の因果関係の立証が困難」として同容疑の立件を見送り、暴行容疑で家裁送致していた。男子部員の両親は「納得できない。少年には自分のやったことを一生忘れずに生きてほしい」と話した。

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2014年3月19日のニュース