「試合に出たい」絶叫の日々…オリ糸井 快気祝い三塁打

[ 2014年3月19日 07:50 ]

<中・オ>3回、糸井はフェンス直撃の右中間適時三塁打を放つ

オープン戦 オリックス4―4中日

(3月18日 ナゴヤD)
 待ってました、千両役者! 右脇腹痛から復帰し、オープン戦初出場となったオリックスの糸井が、自らのバットで快気祝いした。

 1点リードの3回2死一塁で、山井の高めスライダーを狙い打ち。右翼フェンス直撃の適時三塁打となり、「不安しかなかったけど打てて良かった。脇腹はもう大丈夫。OKです」と復帰戦を振り返った。

 宮古島キャンプ中盤で右脇腹を痛めて、戦線復帰まで約1カ月かかった。予想以上の長期離脱に本人もストレスをためていた。ロッカールームで「試合に出たい!」と思わず叫んだこともあったが、何とかシーズンには間に合った。

 この日は開幕を想定した「3番・右翼」でスタメン復帰。中軸打者が戻り、打線もようやく14年版の骨格が見えてきた。糸井効果か、初回と3回に新助っ人の4番ベタンコートが連続適時打。「糸井が入ったことで、外見的なものも大きく変わってくる」と森脇監督もようやく一安心した。

 終盤に追いつかれて12日ぶりの白星はお預けとなったが、トンネル脱出も遠くはなさそうだ。20日からはペーニャも1軍合流予定で、28日の開幕、日本ハム戦に陣容は揃う。

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2014年3月19日のニュース