古巣巨人 松井は有力な監督候補 指導者でも“流出”阻止へ

[ 2012年12月28日 06:00 ]

自身の進退を決断することになった松井

 読売グループは松井秀喜を将来の巨人の有力な監督候補として位置付けており、今後は指導者としてオファーを出す可能性が高い。

 実際に昨年から同グループ幹部は「日本復帰ならウチが獲らないといけない」と話すなど、松井が現役選手として日本復帰を決断した際には、すぐ獲得に動くことで意思統一されていた。これは指導者としても同様で、他球団に流出させるわけにはいかない。

 松井の人間性、野球へのブレのない姿勢は、日米で高く評価されている。全国区の人気を誇るだけに、指導者になれば、野球人気の復活も期待をかけられることになる。

 「野球が好きという思いは一生変わらない」と話してきた松井。今後は野球界とどう関わっていくのか注目される。

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2012年12月28日のニュース