原監督の隠しマイクで“開幕”の今季 締めは日本ハムの… 

[ 2012年12月28日 11:17 ]

 【隠しマイク傑作選】

 ◆春季キャンプ~開幕へ◆

 ◎巨人・原監督が、トレーニングウエア姿で取材していた小太りな体形の記者の背中に触って驚いた表情。「ずいぶん汗ばんでいるな。湯たんぽみたいだ。薄着だから心配したのに…」(2月2日付)

 ◎日本ハム・糸井はホフパワーをじっと見つめながら一言。「テキサス!」。どうしたんですか?(同)

 ◎練習では冬も半袖着用の楽天・小山伸。「僕はいつでも半袖です。たぶん棺おけでも半袖」(同)

 ◎ソフトバンクのドラフト5位・嘉弥真(かやま)は、休日にうなぎの炭火焼きを体験。「うなぎを初めて触りました。(沖縄・石垣島出身で)ハブを触ったことはあるのですが…」。そっちの方が珍しいと思います。(同5日付)

 ◎つば九郎の印象をヤクルト・畠山は「臭い、太い、嫌い」。由規は「飲み過ぎに注意してください」。宮本は「チームに欠かせない鳥類。でもしゃべらへんの?」。皆さん、つば九郎のイメージを崩さないでください。(同8日付)

 ◎楽天・鈴木内野守備走塁コーチは、ユニホームを泥だらけにして猛練習する枡田、銀次、阿部について「よごれ3兄弟と呼ばれてるけど、それじゃかわいそうだから“どろんこ3兄弟”にしよう」。一気にかわいらしくなりました。(同)

 ◎ロッテのドラフト4位・益田は「実は大学時代に伊志嶺さんの頭に死球を当てたことがあるんです」とカミングアウト。伊志嶺は「頭にぶつけられた記憶はありますが、あいつだったんですか!」。許してやってください。(同9日付)

 ◎DeNA・内藤は朝の声出しで「全ての面でレベルアップしたい。一皮も二皮もむけて、下の皮もむいて、頭の方はずるむけにならないように頑張ります」。すると中畑監督が「大人になってください」。(同13日付)

 ◎頭を茶髪にしたヤクルト・バレンティン。「シシドエリカスタイルデス」。宍戸江利花。リング名はアジャ・コングです。(同)

 ◎楽天の米村外野守備走塁コーチは、ダイビングキャッチの動きを教えていた島内に「転がった後に、スキージャンプの着地みたいなポーズを決めろ」と指令。その後、見事にテレマークを決めた島内に「よっしゃ!K点や!9・5点や!」。終始、新人は困惑顔でした。(同)

 ◆さあ開幕~序盤戦◆

 ◎楽天・片山は練習中に涙を流している報道陣を見つけて「まだ開幕戦が始まっていないのに、感極まるのは早いですよ」。花粉症です…。(3月31日付)

 ◎開幕戦でプロ初登板したロッテのルーキー益田は「メールが40、50通来ました。全部に返信するのに午前2時ぐらいまでかかりました。1アウト取ってこんなに反響があると、初勝利の時はどうなっちゃうんですか?」。うれしい悲鳴でしょうが、早く寝た方が…。(4月1日付)

 ◎プロ初勝利を挙げた楽天・戸村は、報道陣のふりをした聖沢から「帰って奥さんに何と言いますか?」と問われ「抱きしめてチューします、あっ!これカットでお願いします…」。(同5日付)

 ◎楽天・大久保打撃コーチが練習メニュー表に「DKB」とメモ。「デーブ、食い過ぎ、豚になる」。自虐ネタのあいうえお作文でした。(同9日付)

 ◎ソフトバンク・ペーニャは太った担当記者の股間に自分のバットをこすりつけ「ラッキーボーイ!」。この儀式を始めて絶好調だそうです。(同14日付)

 ◎西武・渡辺監督は親知らずを抜いて痛みに苦しむ担当記者に「俺は親知らずを抜いたその日に焼き肉を食べに行ったよ。口は血だらけだったけどね」。想像したら痛みが…。(同26日付)

 ◎試合前練習中にいきなりわい談を始めた担当記者に西武・中島はあきれ顔。「も~、スポニチの隠しマイクに書いとってや!“変な話をして選手を和ませた”ってな」。書いときました。(5月9日付)

 ◎試合前、ブルペンが地下にあることを確認した西武・石井投手コーチが一言。「地下なら何してても分かんないなあ。ぐへへへ」。一体何するんですか?(同13日付)

 ◎ヤクルト・小川監督は、ソフトバンク先発の左腕山田に対しスタメンに左打者の雄平を起用。「左でも雄平です。田村でも金、谷でも金、そんな感じです。あれ?違うっけ?ママでも金?何だっけ?使い方、間違えた?」(同17日付)

 ◎日本ハム・森内はマウンドでの心境について「開き直るというか、一発打たれてもいいやって。相手はプロだし。自分もプロ?まあそうですけど…」。27歳のプロ1年生です。(同27日付)

 ◆夏本番~中盤戦◆

 ◎ロッテ・益田が甲子園での思い出を聞かれ「小学校の時、スピードガンコンテストに出たんです。球速は90キロぐらいしか出なかったですけど」。30日の阪神戦で152キロ、リベンジしました。(6月1日付)

 ◎巨人・石井は6泊7日の遠征に私服を忘れ「外出できないから健康的だよ。食事会場に行く時も下はスーツのズボンだけど」。夫人から郵送で届くとのことです。(同3日付)

 ◎巨人・中谷が鈴木に「尚広さん、腹筋6つに割れてるでしょ?」と尋ねると鈴木が「俺8つ」。中谷は「僕は上下に2つです」。それって二段腹…。(同11日付)

 ◎日本ハム・糸井は、ストッキングを見せるクラシックスタイルをやめた理由について「キマグレン。それより、どっちがセクシー?」。こだわりはそっちですか。(同12日付)

 ◎楽天・鈴木内野守備走塁コーチは「うちには中継ぎに加藤と武藤がいる。だから秋のドラフトでは“びとう”を獲ればいいんだよ」。加糖、無糖、微糖の「缶コーヒーリレー」です。(同21日付)

 ◎雨で濡れたベンチで足を滑らせたDeNA・ルイーズは「バナナ!そこにバナナがあった!」。見当たりませんが。(7月4日付)

 ◎36歳の巨人・古城が14歳年下の藤村に対し、世代ギャップを痛感。「だって、あいつランバダを知らないんですよ」(同15日付)

 ◎楽天で売り出し中の新人捕手・岡島は前日から便秘気味。「トイレに座っても出ないんです。出るのはガスばっかり。とにかく頑張ってみます」(同)

 ◎トイレから大汗をかきながら出てきた西武・仲田バッテリーコーチ補佐。「ウォシュレットの温水が熱すぎて汗かいちゃったよ」。さすが札幌ドームです。(同18日付)

 ◎ノッカー役で球宴に参加した全パの楽天・鈴木内野守備走塁コーチは「(80年の)プロ入りから苦節32年、皆さまの投票のおかげで初めて夢の舞台に立てました!」。もちろん「ノッカー部門」の投票はありません…。(同24日付)

 ◎西武・十亀は母校・愛工大名電が甲子園出場を決め大喜び。電話のジェスチャーをしながら「あとで監督にトゥルットゥルーしなきゃですね!」。興奮のあまり、電話という単語が出てこなかったようです。(同30日付)

 ◆白熱V争い~終盤戦◆

 ◎楽天・星野監督が岩手に凱旋した銀次について「(捕手だった)高校時代は“パスボールの銀次”と言われとったらしい。監督もよう我慢したなあ」。すると近くの男性が「初めまして、高校時代の監督です…」。銀次の母校・盛岡中央の佐々木監督でした。(8月1日付)

 ◎西武・上本は、ホテルでの恐怖体験を告白。「きのう、部屋に帰って洗濯物を出そうとしたら…。ギン(炭谷)がドアの内側にいたんです!怖かったなあ。何にも言わないでそこにいるんだもん」(同10日付)

 ◎雨予報の甲府・小瀬球場でDeNA・友利投手コーチは「雨が降るか、鉄拳が降るか。いずれにしても何かが降るな」。鬼コーチは雷おやじです。(同12日付)

 ◎仙台も寝苦しい夜が続いており、楽天・銀次は「いつもあれを付けたまま寝てます。あれですよ。あの羽根がグルグル回るやつ」。扇風機、を忘れるほどの暑さです。(同27日付)

 ◎ヤクルト・江花ブルペン捕手はキャッチボール相手の平井が暴投すると、報道陣に「暴投注意報を発令しまーす」。直後にまた大暴投。「注意報を警報に引き上げまーす」(9月2日付)

 ◎練習中、選手より積極的に声を出すソフトバンク・鳥越内野守備走塁コーチは「俺は口で稼いでいるからな」。納得です。(同6日付)

 ◎日本ハム・栗山監督は視察に訪れた千葉・鎌ケ谷からQVCマリンに移動する直前、肩をさすりながら「もう疲れて背中が張って“バリバリ伝説”だよ」。週刊少年マガジンに連載されていた懐かしの漫画です。(同12日付)

 ◎優勝から一夜明け、日本ハム・吉川は祝勝会のビールかけを振り返り「三角コーンで稲葉さんに2回もかけちゃいました」。(10月4日付)

 ◎冗談連発で隠しマイクに何度も登場してきたDeNA・中畑監督。「最終戦だし、もうやめておこう。ああいえば、こういうろく(交友録)。怒とうの1年だったな、ドドドッ!」(同10日付)

 ◎最終戦までもつれ込んだCSファイナルSに巨人・大野サブマネジャー。「もう煮るなり焼くなりしてください」。心中お察しします。(同23日)

 ◎巨人・石井は散髪を済ませ、超ショートのソフトモヒカンカットで登場。「寒いぜぇ~。これから札幌行くのにカットしちまったぜぇ~」(同28日付)

 ◎日本ハム・武田勝は前夜の劇勝を振り返り「9回まで球場で見ていたんですけど、帰ってもまだやっていて、ご飯食べてもまだやっていて、お風呂をためてもまだやっていました」。延長12回、4時間15分の激闘でした。(11月1日付)

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