5打席連続敬遠の明徳・馬淵監督 松井は「一番の思い出の選手」

[ 2012年12月28日 12:04 ]

1992年8月16日、夏の甲子園の明徳義塾戦で、5打席連続で敬遠された星稜・松井

 「超高校球児」と呼ばれた松井秀喜(38)と甲子園で対決、5打席連続の敬遠策が議論を呼んだ高知・明徳義塾高の馬淵史郎監督(57)は28日、突然の引退表明に「一番の思い出の選手だった」と寂しさをにじませた。

 馬淵監督は1992年夏の甲子園大会で、松井選手を擁した石川・星稜高と対戦し、敬遠策を取るよう指示。「嫌な思いをさせたこともあり、成功を願っていた。期待以上の成果を残してくれた」とねぎらった。

 引退表明には「年齢的なものもあり、けがをしているとも聞いていた。やっぱり来たか、という思いだ」と冷静に受け止めた。

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2012年12月28日のニュース