27本塁打でのタイトルにおかわり「恥ずかしい」

[ 2012年10月9日 21:55 ]

 4度目の本塁打王となった西武の中村だが、本数は昨年より21本も少ない27。30発に届かないのは1995年の小久保(当時ダイエー)以来。「タイトルを取れたのはまあうれしいが、本数を見たら恥ずかしい」と喜べなかった。

 苦しいシーズンだった。4月は絶不調。交流戦の約1カ月で12本を打ったが、左肩のけがで1カ月弱の戦線離脱。夏場には左膝を痛め、終盤戦は主に指名打者となった。

 5年間で4度以上の本塁打王を占めたのは過去、王(巨人)中西(西鉄)野村(南海)だけ。不調でもタイトルを確保できるのは抜きんでた力の証明でもある。自負を込め「来年はもっと打ちます」と宣言した。

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2012年10月9日のニュース