最優秀防御率の前田健「欲しかったタイトル」

[ 2012年10月9日 21:06 ]

 【セ・タイトル獲得者談話】

 ▽首位打者、最多打点、最高出塁率・阿部(巨人)正直、実感がありません。自分にかなりのプレッシャーをかけてシーズンに臨みました。大きな故障もなく、試合に出続けられたことがタイトル獲得につながった。

 ▽最多安打・長野(巨人)シーズン途中から1番を任され、初めは難しい部分もあった。試合を重ねるごとに自分の役割を理解し、プレーすることができた。

 ▽最多安打・坂本(巨人)最終戦では1番を打たせてもらえるなど、チームの皆さんの協力に感謝しています。一生、忘れられないシーズンになりました。

 ▽最多本塁打・バレンティン(ヤクルト)去年の経験から配球を学べた。毎年そうだが、誰よりも一番になるという強い気持ちを持ってやった。

 ▽最多盗塁・大島(中日)ことしは盗塁のタイトルを目指してやってきた。失敗が多いので来年は確率を上げて数も増やしたい。課題はスタートだと思う。

 ▽最多勝利・内海(巨人)決して毎回、完璧な投球ができたわけではありませんが、昨年のタイトル獲得が自信となり、調子の悪い時も粘りの投球をすることができた。

 ▽最優秀防御率・前田健(広島)欲しかったタイトル。誰よりも一番(イニングを)投げて一番低い防御率が理想だった。最多勝は取れなかったけど、納得はしている。

 ▽最多セーブ・バーネット(ヤクルト)チームが自分に与えてくれた仕事を、1年間全うできた証拠だと思う。まだクライマックスシリーズがあるので、次に備えたい。

 ▽最多セーブ・岩瀬(中日)タイトルを取れたことは良かったし、うれしいけど、1年間抑えのポジションでできなかった。来年はそこをしっかりできるようにしたい。

 ▽最優秀中継ぎ・山口(巨人)ホールドのタイトルは自分一人の力で取れる賞ではないので、先発や野手の皆さんのおかげだと思っています。

 ▽最多奪三振・杉内(巨人)まさかというのが率直な気持ち。ローテーションを守れなかった悔しさはありますが、このような名誉なタイトルを取れたことは素直にうれしい。

 ▽最多奪三振・能見(阪神)杉内君と肩を並べられて良かった。監督、コーチが先発の機会を与えてくれたことに感謝したい。

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2012年10月9日のニュース