金本とラスト対決へ…DeNA三浦「全力で行くのが礼儀でしょう」

[ 2012年10月9日 11:02 ]

 9日の阪神戦(甲子園)で、今季限りで引退する金本と最後の対決に臨むDeNA・三浦は深い感慨を込めた。「前回で終わりだと思っていたけど、もう一度こういう機会をもらえて有り難い」。

 引退発表から5日後に当たる9月17日、代打で対戦して二飛に打ち取った。翌18日の雨天中止によって再戦がかなった。天も望んだ再会だった。

 「初対戦から20年。金本さんの引退試合に投げられるのはうれしい。全力で抑えに行きます。チームが勝てるようにしっかり投げたいですし、いつものように全力で行くのが礼儀でしょう」

 誰よりも多くの安打、誰よりも最も多くの本塁打を浴びた。臆せず真っ向から投げ込んできた証しは屈辱ではなく勲章として胸の中に刻まれる。だから、たとえ引退試合でも真剣勝負は変わらない。いや、最後だから最高の対決を思い描く。金本から好敵手に認められた男は最高の球で送り出すことを誓った。

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2012年10月9日のニュース