40歳のぺティット らしくない投球でPO通算20勝目ならず

[ 2012年10月9日 13:10 ]

7回3失点で敗戦投手となったヤンキースのペティット

ア・リーグ地区シリーズ第2戦 ヤンキース2―3オリオールズ

(10月8日 ボルティモア)
 ヤンキースの先発、40歳のぺティットは、ポストシーズン節目の20勝目を挙げることができなかった。

 ポストシーズンの勝ち星は、メジャー最多の19を数える左腕は、落ち着いた立ち上がりを見せたが、3回2死走者なしから、初安打を打たれると投げ急いでしまい、3番デービスに逆転の2点適時打を浴びた。

 内容的にはオリオールズ先発のチェンよりも良かったが、6回には先頭のウィータースに3球目に簡単にストライクを取りにいったところを二塁打にされ、続くレイノルズには初球から甘く入り、痛い3点目を許した。

 制球力のよさは相変わらずで、1メートル96の長身の左腕から投げ下ろす、カーブやチェンジアップがコーナーに決まり、7回を投げ6安打5三振1四球。その多くが得点に結びつき、通算245勝左腕らしからぬ残念な投球だった。

続きを表示

2012年10月9日のニュース