広島・大野コーチが退団表明「自分なりのけじめ、区切り」

[ 2012年10月9日 06:00 ]

<D・広>声援に応える広島・大野コーチ

 広島の大野豊1軍投手チーフコーチ(57)が8日、今季限りの退団を表明した。球団には9月末に退団の意向を伝えており、松田元オーナーの了承も既に得ている。

 「就任1年目の成績が悪く、責任を取ろうと考えたこともあったが、そのまま辞めては悔しいし、後任にも申し訳ない。(投手陣が)一定のレベルに達するまで、3年を区切りに頑張ろうと考えていた。選手にも伝えました。自分なりのけじめ、区切り」。大野コーチは野村政権が誕生した10年に投手チーフとして入閣。昨季は高卒2年目の今村をセットアッパーに起用して素質を開花させた。今季も前田健、大竹、野村らを擁する先発陣を軸に、投手王国への土台づくりに手腕を発揮してきた。

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2012年10月9日のニュース