勝ち越し打の作新・鶴田 「何とか、かえってこい」願い通じた

[ 2012年8月19日 14:36 ]

<仙台育英―作新学院>7回裏作新学院1死二塁、鶴田が右前に決勝打を放つ。捕手田中

第94回全国高校野球選手権大会3回戦 作新学院3―2仙台育英

(8月19日 甲子園)
 作新学院の鶴田が7回に勝ち越し打を放った。失策が絡んで得た1死二塁の好機。「前の2打席でフライが続いていたので低い打球を意識した」と振り抜いた打球は右前へ。「打った瞬間抜けたと思った。何とかかえってこい」との願いも通じ、二塁走者が本塁を陥れた。

 二盗後、一塁手の送球が脇腹に当たり臨時代走が送られるアクシデントもあった。それでも「あの時は痛かったけど、今はなんとか大丈夫」とあどけない笑顔を見せた。

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2012年8月19日のニュース