岡田監督 戦力補強へ自ら情報収集に動く

[ 2010年10月22日 06:00 ]

 オリックスの岡田監督が3日間のフェニックスリーグ視察を終えた。

 最終日は、巨人戦を戦った若手選手のプレーを視察した一方、ネット裏では他球団の編成担当と話し込む場面も。「情報交換?まあな。(トレードは)まだよ。日本シリーズも終わってない時期やしな。まずはドラフトよ」。こう話した岡田監督だが、今年は4件の交換トレードを実現させた。指揮官自ら情報収集に動き、補強を行う考えのようだ。

 ≪秋季キャンプは少人数で≫岡田監督は「(高知秋季キャンプ参加者は)30人ぐらい」と明かした。監督就任1年目の昨秋は神戸で秋季キャンプを実施。選手の能力を把握する目的でベテランも含め、ほぼ全選手が参加した。しかし自軍の戦力分析を見極めた今秋は少人数で底上げを図る。また指揮官の意向で夜間練習の廃止も決定。正田打撃コーチは「夜間がない分、グラウンドでの練習が長いということ」と、ハードなキャンプを示唆した。

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2010年10月22日のニュース